【庭木、芝生の害虫(コガネムシの幼虫)駆除】農薬駆除方法

こんにちは、いのっちです。
皆さんの家の植木や芝生は元気に育っているでしょうか?
我が家の庭には一部に芝生を敷いていて、樹木は10本以上植えています。
天気がいい日に外で緑を眺めてのんびりするのは気分がいいですよね!
ところが・・・
最近元気のない木。葉は落ち、枝は固くなり枯れてしまった樹木たち。。。
芝生は茶色くところどころ剥げている。。。

その原因
もしかしたら害虫のせいかもしれませんよ!!
植物を枯らす害虫
害虫には、植物の汁を吸うアブラムシやカイガラムシといった吸汁性害虫。
植物の葉、茎、幹などを食い荒らすカミキリムシやゾウムシといった食害性害虫がいます。
その中でも僕が体験したのは、食害性害虫のコガネムシの幼虫による被害でした。

一見、カブトムシの幼虫のように見えますが、カブトムシの幼虫よりも一回り小さく庭の植物周りの土を掘ってみて、こいつが現れたなら間違いなくコガネムシの幼虫でしょう。
コガネムシの幼虫の何が怖い!?

コガネムシの幼虫が怖いのは、土の中で活動する事です。
土の中で動いているので通常姿を確認する事ができません。
しかも、土の中で何をしているかというと食べているんです。植物の根っこを。
姿が見えないから、どうして樹木や芝生の元気がなくなっているのか発見する事ができません。
そこに、コガネムシの幼虫の恐ろしさがあります。
どうやって確認すればいい?

コガネムシの幼虫を確認する方法ですが、やはり地面を直接ほってみるしかないと思います。
我が家では樹木の周りや芝生の一部に小さな穴を掘って、コガネムシがいないか確認しています。
また、注意して地面をみてみるとコガネムシの抜け殻が落ちている事があります。抜け殻があれば地面の中にコガネムシがいるでしょう。
樹木の場合は、葉が落ち枝が枯れていき一向に元気がない時は、樹木事掘り返して確認してみるのも手です。

僕の場合は結局ほっておいても枯れていく可能性が高いのでいっそ掘り返して原因が根腐れなのか、害虫なのか確認しています。
樹木を一度掘り起こすことでそのまま枯れてしまうリスクは出るかもしれませんが、コガネムシの幼虫が原因の場合は、幼虫を土の中から取り除く事で復活する可能性は十分にありますよ!!
植物があるのに地面を掘り起こすのが怖い場合は、農薬をまいてみるのも僕はありだと思います。
農薬をまいてみよう。
今回使った農薬はコチラ。
スミチオンとダインです。
スミチオンが薬剤で、ダインは展着剤になります。
展着剤とは、薬液の付着性や浸達性を高める効果が期待されます。植物や害虫体表上には水を弾くワックスや糸状の物質があり、散布液は簡単には付着せずに多くが流れ落ちてしまうことがあります。
そこで、ダインを混ぜ込むことで薬剤の効果を上げる事が期待されています。
今回は、コガネムシの幼虫を目的にしており、薬剤を地面へ染み込ませるため必要ないかと思いましたが、念のため使用する事にしました。
使用方法

スミチオンの希釈倍率は1000倍です。
1ℓ(リットル)あたり1ml(ミリリットル)です。
分量を図るための便利グッズはコチラ。
ダインは、一ℓ(リットル)当たり、スポイドで2滴たらせば効果が出ます。スミチオンは、1ℓ(リットル)当たり1mℓ(ミリリットル)です。
(※1ℓ=1000mℓ)
芝生の場合は、1000倍に希釈した薬剤を、1m²(1m×1m)に3ℓ(リットル)まく必要があります。これは、コガネムシの駆除を目的に、地中へ薬剤を浸透させるために必要です。

この作業は芝生を施行面積が広い家庭には、少ししんどい作業です。
しかし、この作業をすることでコガネムシ駆除に大きく役立てることができますよ!!
まとめ
いかがだったでしょうか?
植木や芝生の成長に害虫が影響している事、農薬を散布する必要があることが分かりましたでしょうか?
我が家の場合も、目で見てミドリムシや毛虫等の害虫は発生していなかった為、害虫による被害はないと思っていましたが、目に見えないところにも注意が必要なんですね。
今回の記事では、植木、芝生の害虫駆除にスミチオンが効果的だという事を話してきました。
次の記事では実際にスミチオンをしようした器具ややり方について紹介していこうと思います。
それでは、次の記事もお楽しみに!