【人を思いのままに操る!?】印象を操作する事で相手を意のままに操る方法!

こんにちは、いのっちです。
いきなりですが皆さんは、人を操った事はありますか?
「人を操るなんてそんなことできるわけないだろ?魔法使いじゃないんだから」
そうですね。実際に人を意のままに操る事は難しいですが、コミニケーション能力を上げる事で、ある程度相手が自分の意のままに動いてくれたら、助かりますよね?
今回の記事では、コミュニケーション能力を向上させる事で、人を操作する方法についてご紹介したいと思います。
目次
コミュニケーションのコツとは?

そもそも、コミュニケーションが上手いとはどういう状況を指すのでしょうか。
早口なマシンガントークでいかにも頭の回転が速そうな人。専門用語を巧みに使い説明できる知識の豊富な人。ぐうの音もだせない程、正論で相手を論破する人。話が面白い人。
このような人たちは「しゃべり」は上手いかもしれませんが、果たしてコミュニケーションが上手いと言えるのでしょうか。
コミュニケーション(英:communication)とは、「伝達」「通信」「意思疎通」などの意味の表現。「交流を図る」「意思を伝え合う」といった行動を指す意味合いで用いられます。
つまり、コミュニケーションとは、相手と共有し合う事を指します。
話が面白い事や、知識が豊富であることは関係ないんです。
大切なのは、心地のいい関係を作れるかどうかなんです。
心地のいい関係を作る為には、相手の好感度を上げる必要があります。
それでは、好感が持てるコミュニケーションについて見てみましょう。
好感が持てるコミュニケーションとは?

いきなりですが、人が好きなものは何でしょうか?
人が好きなものはもちろん自分自身です。これは、ナルシストに限った話ではありません。
人は会話の中で相手との関係を築こうと思ったとき、まずは自分を知ってもらおうと考えます。そこで、あなたは自分自身について話をしてしまいますが、相手はそれを望んでいるのでしょうか?
もう一度言いますが人が好きなものは、「自分」です。相手だって自分の話を聞いてもらいたいんじゃないでしょうか?
相手から好かれる為のコミュニケーションで最初に大切なのは、相手の話を聞く為に「質問をする事」ではないでしょうか。
相手に好かれる会話のネタは?

あなたなら、相手から何を言われたらうれしいですか?
筆者なら、「いのちゃんとのブログ凄く為になるし面白いです。」って言われたらうれしいですよね。
そう、相手を喜ばす一番の方法は「ほめてあげる事」です。ほめられて嫌な人はいないですよね。
「媚売るみたいで嫌だな~」と思うかもしれませんが、人を褒める為には、まず相手の長所を見つけないといけません。相手のいい面を探そうとして相手を見ると、それだけでも相手の事を少しずつ好きになれるかもしれないし、人の粗を探しながら生きていくより、健全的な行動です。
上司だけに媚を売っていては、周りから嫌われてしまうかもしれませんが、誰とでもへだてなく褒める事ができれば、誰からも好かれそうじゃないですか?
1870年代に鉄鋼会社を立ち上げた人物でアンドリュー・カーネギーという人がいます。
この人物とてつもない大富豪で、鉄鋼王とも呼ばれていましたが、どうやってここまで上り詰めたのでしょうか?
その秘訣は、やはり人を褒める事なんです。ほめる事で相手に重要感を与える。人を扱う名人だったんです。
それは墓標に刻まれた言葉からもくみ取れます。
「おのれよりも賢明なる人物を身辺に集むる法を心得し者ここに眠る」
すごい言葉ですよね。
人を扱う事の重要性が、この言葉を見るだけで分かる気がします。
褒める為のコツ「メラビアンの法則」

皆さんは、メラビアンの法則をご存じでしょうか?
よくメラビアンの法則と聞いて、「人は見た目が重要っていうやつだよね?」と言われる事がありますが、これは間違えです。
メラビアンの法則をウィキペディアで調べてみると下のような回答が出てきます。
メラビアンの法則(メラビアンのほうそく)とは、矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかを判断するアルバート・メラビアンが行った実験についての俗流解釈である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
例えば、あなたが仕事中にスマホで遊んでいて怒られたとします。相手を見ると鬼の形相、ドスの聞いた声であなたを𠮟りつけていたら、どんな気持ちになりますか?おそらく、深く反省もしつつも、恐怖にかられると思います。
しかし、相手が笑いながらあなたを叱っていたらどうでしょうか?声色は明るく顔に笑顔を浮かべながらも、あなたを叱っているのです。
先ほどとは印象が大きく違うはずです。
このようなメッセージに矛盾が生じた際、人はいろんな情報から自分への受け止め方を変えます。
では、人への影響が大きいものは一体何でしょうか?
メラビアンの法則は別名「7-38-55の法則」とも言われ、どの情報がどれだけ人へ影響しているのかを表しています。
・7% 言語情報・・・話の内容
・38% 聴覚情報・・・話し方や話す速さ
・55% 視覚情報・・・表情や仕草
なんと言語情報(話の内容)は、7%しか人に印象として伝わらず、聴覚情報、視覚情報(表情、話し方)が90%以上を占めているんです。
先ほどの例で言うと、笑顔で明るく叱られてもほとんど叱られていると認識していない事になります。
褒める為にも、内容は重要ではありません。無表情で気持ちがこもっていないのに褒めても逆効果になる場合もあるんですね。
褒めるときは、誠意をもって言わないと嘘くさくて、相手に下心を見透かされてしまいますよ。褒める為には、相手に関心をもってしっかり長所を探しましょう。
印象を良くするための方法「アドバイス・シーキング」

「アドバイス・シーキング」とは、「相手にアドバイスを求める事」です。
なんだかすごく簡単ですよね?
例えば、ゴルフが得意な人には「ゴルフがなかなかうまくなれないんですが、何かコツがあるんですか?」とか、投資が好きな人に「投資を始めたいんですが、どの銘柄を買えばいいか分からなくて、何かいいのありますか?」など、とにかくアドバイスを求めればいいのです。
なぜアドバイスを求めるだけで、印象が良くなるのでしょうか?
それは、アドバイスをする事で自分が偉くなったような気がする事と、人の役に立てる事がうれしい事。
人間は、自分の時間や知識、情報を投資して誰かを助けると、相手がそれに値する人だと信じようとします。
その為、助けてもらっているのに印象が良くなるんです。
アドバイスを求める事は、知識を得るだけじゃなく印象も良くすることができるんです。積極的にアドバイスを求めるようにしましょう!
相手を説得するためのコツ

もしあなたが友人とキャンプに行きたいが予算が1万円しかないとします。1万円以内でキャンプ道具をそろえないといけない。そこで、あなたは友人と意見が食い違う。友人はランタンが必要だと言うが、あなたはさほど必要と思わない。そんな時に友人からこう言われたらどう思いますか?
友人:「ランタンいるに決まってるだろ!ランタンがないと暗くて不便だし、何と言ってもキャンプの雰囲気がでないから絶対買わないといけないに決まってるだろ!」
こう言われてあなたは「じゃあ買おうか」となるでしょうか?命令口調で言われても、指図をされたくない為、抵抗しようとするんじゃないでしょうか?
でも、もし相手がこう言ってきたらどうでしょう?
友人:「ランタンはあってもいいんじゃない?真っ暗ななかだと不便だし、なんと言ってもキャンプの雰囲気がでて楽しめそうだよね?」
買うか買わないかは別にしても、先ほどよりは前向きに検討しようと思うのではないでしょうか?
前者のやり方だと、あなたは相手にうんざりして喧嘩をしてしまうかもしれませんが、後者では、あなたに選ぶ権利があります。自分を信頼して、選択権をゆだねてくれた相手の為も思い、グッと選択する確率が増えそうですよね。
「やったほうがいい!」というよりも「やってみたら?」と言った方が相手を、説得できる可能性が上がるかもしれませんよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
人を操る方法がみえてきましたか?
人を操るためには、大切なのは自分よりも相手を尊重する事です。
人を操ると言ったら、イメージが悪いかもしれませんが、相手を尊重するのは真っ当な話ですし、その結果、あなたの周りに味方が増えているのは悪い事ではないですよね。
それでは今回のテーマはこのくらいに、次回の記事もお楽しみに!