【VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット)】投資信託とETFを買って3週間。成績がいいのはどっちか検証してみた。

こんにちは、いのっちです。
以前「ETFと投資信託どっちがいいの?そもそもETFとはなに?」という記事を書きました。
ETFと投資信託どっちがいいの?そもそもETFとはなに?
今回の記事では、その中でバンガード・トータル・ストック・マーケットのETFと投資信託はどちらがいいのか検証の為、実際購入して3週間たつので現状を報告したいと思います。
目次
VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)とは?

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFとは、米国株式市場の銘柄をほぼ100%含んだETFです。投資対象は全米約3700銘柄にのぼります。
このETFを買う事は、全米の約3700銘柄を保有する事になるので、このETFを買うだけでリスク分散になります。
ちなみに頭文字のバンガードとは、資産運用会社の名称で、創設者のジャック・ボーグルが世界初のインデックスファンドを始めた会社です。
バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの投資信託とは?

楽天証券で販売されている投資信託の楽天・全米株式インデックスファンドの主要投資対象は、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFです。
つまり、楽天・全米株式インデックスファンドを買うことは、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFを買う事と同じ事になります。
3週間運用してみた結果は?

ETFと投資信託のどちらがいいのか調べるために、ETFと投資信託を25万円ずつ購入しました。
購入してから最初の1週間目(’21年5月22日)では、購入タイミングが微妙に違う事と、ETFは為替の影響を受ける為、金額に大きな差がついてしまったので、よく分からない結果になりました。
そこで、最初の1週間目(’21年5月22日)と3週間目(’21年6月5日)での評価損益率と評価損益額の差を比較してみました。
その結果がコチラです!


この結果から、損益率はETFが0.3p、損益額ではETFが234円上回っています。
現時点での運用実績だけで見るとETFの方がよさそうに見えますね!
ETFと投資信託を買ってみた感想

今回、ETFと投資信託でバンガード・トータル・ストック・マーケットETFを購入してみました。
結果としては、ETFの方が今のところは好成績です。
しかし、ETFは再投資は自動で行わないといけない事、少額ではETFを購入する事ができない事、為替の影響を受ける事で運用するのは少し複雑になってきます。
筆者が一番ネックに思うのは、少額ではETFの購入ができない事です。
市場価格にもよりますが、一株買うのに数万円(バンガード・トータル・ストック・マーケットETFを買う場合、現時点では、1株に約2万5千円)かかってしまいます。再投資が難しい事により、複利効果が見込まれずに長期的に見れば、投資信託が超えてくることが予測されるので、現時点でどちらがいいと言うのは難しいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現時点では、ETFに軍配が上がっています。
しかし、ETFにも弱点はあります。再投資の難しさ、為替の影響により一概にどちらがいいとも言えませんが、今後も継続して調査していくので、興味ある方はチェックしてみて下さい。
それでは今回のテーマはこのくらいに、次回の記事もお楽しみに!