投資信託ってなに?投資信託は何を買えばいいの?

こんにちは、いのっちです。
皆さんは投資信託とはどんなものかご存じでしょうか?
「なんとなくは聞いたことがあるけど、よく分からないし、何を買えばいいのかわかんない!」
そんな人も多いのでは?
そこで、今回の記事では次の点についてご紹介したいと思います。
・投資信託とは何か?
・投資信託でどんな商品を購入したらいい?
投資信託って何?

投資信託とは、投資家(筆者たち)から集めたお金を一つの大きな資金にまとめ、株式や債券などで運用する金融商品のことで、「ファンド」とも呼ばれています。
個別株を買うのとは違い、投資のプロが定めた複数の株式に投資できるのでリスク分散にもなります。
個別株だとその企業が倒産したらすっからかんになりますが、複数の株を持っていればどこかがコケても、他が挽回してくれたらリスクは少ないですよね。
投資信託の商品を買うだけでリスクを分散することができるんですね!
投資信託のデメリット

投資信託にもデメリットがあります。
①元本保証がされた金融商品ではない。
投資信託も個別株を買うのと同様に、市場の状況によっては損失が出る可能性があります。
②手数料が発生する。
(手数料について過去記事でも紹介していますのでコチラもどうぞ)
投資を行う際の注意事項
特に手数料については、商品や販売店で違うので注意が必要です!
投資信託の運用方法

投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドの2種類の運用方法があります。
インデックスファンド・・・日本で言えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)、アメリカならS&P500やNYダウのような株価指数などと同じ値動きをするような運用を目指した商品です。
アクティブファンド・・・運用のプロ(ファンド・マネージャー)が銘柄を選択した商品です。株価指数に勝とうとする運用方式です。
では、インデックスファンドとアクティブファンドどちらを選ぶのがいいのでしょうか?
投資信託はインデックスファンドを購入しましょう!
投資の神様で「ウォーレン・バフェット」という人がいます。この人はまさに運用のプロ中のプロです。この人でさえ妻への遺言で、自身の死後、現金の90%を低コストのS&P500インデックスファンドに投資するように言っています。
それだけ、インデックスファンドが優秀だという事ですね!
アクティブファンドはインデックスファンドに敵わない?

アクティブファンドは、基本的にインデックスファンドに勝てません。
さまざまな研究結果があるようですが、アクティブファンドの80%くらいは負けているようです。
しかも、アクティブファンドは、インデックスファンドに比べて手数料が高いです。
ネット証券でも、アクティブファンドは手数料で1%程度取られるので勝てたとしても利益が出にくくなってしまいますよ。
筆者が購入した投資信託商品は?

実際に筆者が保有している投資信託商品は次の3つです。
①<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
②楽天・全米株式インデックス・ファンド
③eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

なぜ、この投資信託を選んだのか?
それは、米国株式に対して投資したい事が理由です。
なぜ米国株式がいい?

米国株式を買う理由は、2つあります。
理由①
米国は先進国の中では珍しく人口が増加している国なのです。
(その勢いは2100年まで続くとも言われています。)
人口が増えれば、経済も成長していきます。
理由②
株式市場には、自浄機能が備わっています。
大手企業でも業績が悪化すれば消えてしまいますが、その一方で新たな企業が頭角を現してきます。
成長できない企業が消え、新しい企業が成長し株式が公開されます。
こうやって新しい企業が入れ替わる事で、株式も成長していくのです。
S&P500やNYダウでは常に新しい企業と入れ替わっています。
例えば、NYダウ(ダウ・ジョーンズ工業平均株価)は、1896年にチャールズ・ダウという人物がアメリカを代表する12社を選び出し株価の動向を示す指標を作ったことから始まりました。現在は、30社で構成されています。
2018年6月にNYダウの算出開始時から残っていた唯一の銘柄「ゼネラル・エレクトリック」が除外された事から
、チャールズ・ダウが選定をしてから100年余りで、当初選び出された銘柄は一つもなくなってしまいました。
それだけ、米国市場は自浄作用も強いのです。
日本でも自浄作用は働いていますが、米国程ではなく業績の悪い赤字企業も含まれているので、日本株は上がったり下がったりを繰り返しています。
これらの理由で筆者は米国株を購入しました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
投資信託についてご紹介しましたが、大切なポイントは米国株のインデックスファンドを購入する事です。
まずは、余裕資金で小額から投資信託を買ってみることをお勧めします。
(但し、元本保証された金融商品ではないことはご理解して下さい。)
また、初心者の方は積み立てNISA口座がおすすめです。
過去に記事にしていますので、興味があれば見てみて下さい。
初心者が始めるなら積み立てNISAがおすすめ
それでは今回のテーマはこのくらいに、次回の記事もお楽しみに!