医療保険は必要か? 必要な保険と不要な保険

2021年5月23日

こんにちは、いのっちです。

今回の記事は前回の続きです。

今回の記事では保険について次の点についてご紹介したいと思います。

記事のポイント

・必要な保険と不要な保険は?
・不要な保険はなぜ必要ないのか?

必要な保険とは?

結論からいいます。

ずばり、必要な民間保険は次の3つです

①生命保険
②火災保険
③自動車保険

「えっ?こんだけ!?」そう思われた人もいるのでは?

なぜ、この3つの保険は必要なのでしょうか?

それは、この3つは本当に起こってしまった場合の損害が大きすぎるからです。

生命保険では家の大黒柱の夫がもし亡くなった場合、60歳まで働いたとして生涯賃金2.5億円程の稼ぎがなくなってしまう事になりますよね。その場合の損失は大きいです。

自動車で人をはねてしまった。保障費は5千万ですと言われても途方に暮れる金額です。

この3つは起こってしまった場合の損失が大きいですよね!
貯蓄ではまかなえないものについては、民間保険を活用しましょう!

他の保険は必要ない?

では、他の保険はなぜ必要ないのでしょうか?

例えば私の場合、医療保険やがん保険を解約するまでに支払った保険料はざっと150万円を超えています。
しかし、ガンの医療費は種類にもよりますが、総額100万円程度と言われています。

これだけでも、医療費<保険料となり50万円のマイナスです。

さらに日本には、社会保険や国民健康保険に加入していれば、3割負担で医療が受けられるので、33万円になりそうですが、実際の支払額は10万円程度で済みます。

なぜ10万円程度の支出で済むの?(高額医療制度)

医療費が10万円程度で済むのは、高額医療制度のおかげです。

高額医療制度とは、1ヵ月の医療費が高額になった場合、医療費が限度額を超えると超過した額が戻ってくるというものです。

先ほどのガンの医療費を例で行くと、
1ヵ月に総額100万円の医療費が発生した場合、年収500万円の会社員の場合は、自己負担額は8.7万円の支払いで済むという制度です。

(※年収により上限額が異なるため詳しくは、厚生労働省WEBサイトを確認下さい。)

このくらいの支払いであれば、貯蓄を切り崩すことでなんとかなりそうですよね!

高額医療制度にならない医療費もある

実は高額医療制度の対象にならないものもあります。例えば、入院中の病院での食事代や先進医療は対象ではありません。

どうしても「先進医療が必要なんや~」という方は、やはり医療保険への加入をお勧めしますが、そもそも、先進医療とは効果があるか検証中の医療だから使えば治るものでもないのが現状です。

しっかり、効果が実証されている医療については社会保険に加入していれば十分という事です。

ほんとに保険をやめても大丈夫?

保険は不要と言ったものの解約するには一つ条件があります。

それは、貯蓄がしっかりあることです。(給料6か月分あれば当面は安心と言われています。)

保険料が勿体ないからと、貯蓄がないのに保険をやめるといざ病気やケガをした際、対応できないと困りますよね。


それでも、もしも月々5000円以上支払っているようなら、ネット保険への変更をお勧めします。

最低限の保証になりますが、いざの時の生活を助けてくれるものが保険で、「病気になって稼いだるで~」のような一発逆転のギャンブルではないことを理解する必要があります。

まとめ

少なくとも医療保険(ガン保険含む)は検討する必要性があることに気づかれたのではないでしょうか?
何となく不安だから入っている方ならもう一度考え直すべきです。

但し、必要条件として保険をやめる場合はしっかりと貯蓄を蓄えておく必要があることも事実です。
生活の質を崩さずにお金を貯める方法はいろいろあります。

まずは、お金を貯めれば保険も必要とせず、さらにお金を貯めることが可能になると思います。

次回は、貯めたお金を投資で増やす為に行動を起こす考え方についてご紹介したいと思いますのでお楽しみに。

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