投資を行う際の注意事項

2021年5月15日

こんにちは、いのっちです。
今回の記事では投資を行う際の注意事項について書いていきたいと思います。
皆さんは、投資を行う際はどこに注意しますか?

注意する2つのポイント

それは次の2つです。
①投資の相場を知ること
②運用コストを知ること
この2つについて知っておかなければ、投資で効果的に利益を出すことは難しいと思います。「あれ、もっと難しい話かと思った」と思われたかもしれませんが大事なところなので注意してくださいね。

①投資の「相場」は?

投資商品として大きくは次の3つがあります。
①株式・・・長期的利回り3%~7%(株式の種類により金利差があります)
②債券・・・長期的利回り0.3%~4.0%(債権の種類により金利差があります)
③預金・・・0.001%(日本での金利)
一番リターンが見込める株式でさえ、長期利回りは3%~7%です。
世界最高峰の投資家「ウォーレン・バフェット」でさえ運用実績は年利21%と言われています。世界最高峰でも21%がやっとの投資の世界。このレベルのリターンが見込めるような儲け話を、ご友人、知人の方からされてないでしょうか?もし、されているようなら、詐欺の可能性があるので注意してください。

②運用コストとは

ここで問題です。もしFX(外貨を売買した際、その買値と売値の差益を得る商品)をした際、$1(ドル)100円の時に買って、5分後に101円になったので売ったとして、1円の利益を得たとします。(実際は、1千~1万通貨での取引になるので1円の利益とかはありえません。)その後、また$1(ドル)100円の時に買ったのですが、5分後に99円で売って1円の損失が出たとします。この場合、1円ずつ利益と損失がでましたがこの人は、得をしたでしょうか?それとも損をしたでしょうか?はたまた、損も得もしていないでしょうか?
正解は損をしています。なぜかというとFXで取引をする際にも手数料がかるからです。見た目には得も損もしていないように見えますが、手数料がかかるとイーブンの勝負をしている限り負け続けてしまいます。
ここでいう運用コストとは、手数料のことです。では、手数料はどんな時に発生するのでしょうか?

手数料の種類

①株式の手数料
・株式を買う時、売る時に売買手数料が発生します。また、一日定額制のコースなど 
 一日〇〇円の手数料を払えば、その日の間であれば、一日に何回取引を行っても追
 加で手数料はかからないサービスなどもあります。

②投資信託の手数料
・販売手数料・・・投資信託商品を買う時にかかる手数料です。
・信託報酬・・・投資信託商品を保有している間払い続けなければならない手数料
        です。
・信託財産留保額・・・投資信託を解約する時にかかる手数料。
以上のように、株式にしても投資信託にしても売買する時に手数料がかかってきます。この手数料どこでも同じだと思っていませんか?

販売店で違う?手数料に注意しましょう。

株式及び、投資信託の商品を購入できるのは大きくは以下の4つです。
①証券会社(対面式)
②ネット証券
③銀行
④ネット銀行
結論を言うと、ネット証券一択です。その理由は、手数料がもっとも低いからです。
商品にもよりますが例えば、銀行で日経平均に連動した投資信託商品を買った場合、購入手数料に1%とられることもあります。
これでは、積み立て購入するたびに1%の手数料を取られるので、月1万円積み立て投資をすると、毎月100円ずつ手数料を払うことになります。
その点、ネット証券では投資信託の販売手数料は基本的に無料です。信託報酬もやはり安いので、その他の選択肢はないと言っていいと思います。
結局、保険も証券もネットが一番お得です。過去の記事でも紹介しましたが、保険員や銀行員がおいしい話をやさしく教えてくれるのは、私たちの為ではないんです。自分たちの生活の為なんです。

保険に入らないほうがいい商品は?注意するべき危険な保険商品

付き合いもあるので一概には言えないですが、そのことは理解しておく必要があると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?
投資の相場を知ること、手数料の存在に目を向けることが資産を運用していくうえで重要なんですね。
投資相場から目標金額まで増やすための資産管理を行い、手数料を減らすことで効果的に資産を増やしていきましょう。
次回は、経済的自由についてご紹介しようと思いますのでお楽しみに。



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