保険に入らないほうがいい商品は?注意するべき危険な保険商品

2021年5月15日

こんにちは、いのっちです。
今回の記事では実際に筆者も入っていた危険な保険商品について書いていきたいと思います。
皆さんは、変額保険や外貨建て保険をご存じですか?

運用する事で利益を出せる?変額保険

変額保険とは、株式や債券などで保険料を運用できる商品です。運用の実績によって保険金や解約返戻金が増減します。保険商品ですので死亡保障もついており、死亡保障がありながら、資産運用することができる商品です。

外貨で運用する事で利益を出せる?外貨建て保険

外貨建て保険とは、米ドル等の外貨で保険料を運用する商品です。日本では、マイナス金利の為、日本円で運用しても金利は少ないですが、外貨で運用すれば日本よりも高い金利で運用することができます。また、支払い金額は$88(88ドル)とドルで支払う事になるので、支払い時の為替変動により、支払う金額が変わるという特徴があります。
{例:1ドル100円だと88(ドル)×100(円)=8800円、
   1ドル110円だと88(ドル)×110(円)=9680円}
外貨で運用する為、解約時も為替の影響を受けるので解約するタイミングによって得る利益が変わってくるのも特徴です。
{例:もし$10000(1万ドル)運用していれば、1ドル100円の時は、
   10000(ドル)×100(円)=100万円、1ドル110円の時は、
   10000(ドル)×110(円)=110万円と利益が大きくなります。}
こちらも、変額保険同様、死亡保障等の保証がついています。

どうして危険なの!?その理由は?

上記の説明をみるとこの二つの保険とてもよさそうに見えないですか?
実際に私はどちらの保険にも入っていました。

保険屋

いのっちさん。資産運用しながら死亡保障がついた商品あるんですが興味ありません?

いのっち

え?そんなお得な話あるの?(当時の筆者は保険や投資にたいして無知でした。)

保険屋

変額保険ですと、月々の積み立てになるのでドルコスト平均法により投資リスクを減らすことができます。また大体の運用実績は3~8%ほどです。
外貨建て保険ですと、米ドルで運用するので年利3%で運用されます。また、円高のタイミングで一括で保険金を支払う事もできるので、為替変動による利益を上げやすいんです。
もちろん保険商品なので、死亡保障もついていて安心ですよ。

いのっち

そんなお得な保険あったなんて!?
是非お願いします。

<ドルコスト平均法については下記ブログをチェック>

筆者は、この変額保険、外貨建て保険により月々約3万円(変額保険2万円、外貨建て保険1万円)近く支払いを行ってきました。保険のwebサイトで運用実績を確認すると、3年目でも11%運用しており筆者はニヤニヤしていましたが、その時初めて解約返戻金を確認して驚愕の事実を知りました。
もし仮に投資信託に月々3万円いれて11%運用できていたとしたら下記の実績になっているはずです。

運用金額は、およそ127万円になっているはずです。
ところが、変額保険は3年で68万円支払い、運用実績11%なのに、解約返戻金は30万程度でした。(運用実績11%なのに!?)
外貨建て保険も3年で37万円支払い、解約返戻金は27万円でした。
(年利3%で運用できるのに!?)
正直これだと、月々約1万3000円の保険(死亡保障や介護保障の入った)に入っていたのと変わりありません。
{48万円[(変額保険払い込み金ー変額保険解約返戻金)+(外貨建て保険払い込み金ー外貨建て保険解約返戻金)]/36ヵ月(3年)で算出}
はたして消えたお金はどこに行ったのでしょうか?それは手数料に消えています。販売手数料含め、いろんな名目で手数料がとられていたと思いますが、何にどれだけとられていたかは分かりません。
限りなくブラックな商品だなというのが筆者の印象です。(保険屋がセブ島へ家族旅行に行っている写真をlineでみた時、この手数料はこの人の給料に消えていったんだろうなと思いました)

まとめ

いかがだったでしょうか?
変額保険、外貨建て保険を検討する際は注意が必要なことが分かりましたでしょうか?これらの商品には高額な手数料がかかっているんですね。
一概に駄目だとはいいませんが、筆者は二度と入らないと心に誓いました。
次回は、投資を行う際の注意事項をご紹介しようと思いますのでお楽しみに。

<必要な保険と不要な保険についてはこちらの記事をどうぞ>

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